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2017年08月28日

ROMI(マーケティング投資回収率)を最大化し劇的に売上を上げる




ROMIとは、リターンオンマーケティングインベストメント(Return On Marketing Investment)の略で、直訳すると「マーケティング投資回収率」のことです。

マーケティング関連に投下したコストの費用対効果を計測するKPIの1つで、これまで成果を測りにくかったマーケティングという領域において、現在米国では主流の指標となっています。


KPI(Key Performance Indicators)とは、「重要業績評価指標」のことで、経営にはさまざまな種類の業績評価指標が使われますが、KPIはその中でも「キー(重要な)」となる指標で、目標の達成に向かってプロセスが適切に実行されているかどうかを計測する役割があります。

成果をクリアに可視化できる非常に厳しい指標のため、ROMIが評価基準に使われだしてから、米国におけるCEOの在職期間が大幅に短くなったとも言われています。


現在の日本の経営の現場でROMIを活用している企業は、ほとんどありません。

日本のBtoBマーケティングの現実を見れば、マーケティングプロセス全体を定量的にベンチマークできている企業は、残念ながらほとんど存在しないからです。


計算方法は「(収益-費用) / 費用」で,マーケティング施策の期間中に得られる直接的な粗利益と費用の比率を表します。

値がマイナスな場合は損失,プラスの場合は利益が見込めます。値がゼロの場合は直接的な利益はありませんが、対象期間を超えるCLTV(顧客生涯価値)による間接的な利益が見込めるため,必ずしもROI(投資対利益)が無いということはありません。


また、実際の運用は、KPIをきちんと定義し定期的にチェックすることから始めていきます。

例えば、「最終提案」までいった案件を分母にし、分子に「マーケティング活動から早出した案件数」で計算をし、成約率をかけると「受注予測」をすることが出来ます。


まずはきっちりと企業の中に「マーケティング」という概念を明確にし、
経営の中心にマーケティングを位置づけることが大切です。

私から見れば企業経営の70%は売上を上げるブランディングとマーケティング・コミュニケーションに集中した方が良いです。

そして、その費用対効果を測定する仕組みを構築し、仮説と検証を繰りかえすことで劇的な成果を上げることが出来るように、なります。



現在、コンサルティングでご支援をさせていただいております企業からも、続々と成果の上がっている喜びの声が上がっています。

先日も月商2000万円の企業が、月商1億2000万円にアップしましたと嬉しいご報告をいただきました。

きちんとした戦略と、現場のスタッフの皆様の頑張りにより劇的な成果を上げることが出来るようになります。

さらにブランド力の向上とマーケティングの精度を上げ、
継続的に売上を上げ続けて参ります。

  

Posted by 脇田勝利 at 21:13Comments(0)経営が良くなるノウハウ