(株)ドリームマーケティング
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2018年12月11日

間違いだらけの優先順位のつけ方

コンサルティング先で現場の皆様の困っていることを解決しています。

「困っていること」を書き出していただき、その解決をその場で行います。

その中でも最も多い悩みの一つが「忙し過ぎる」ということです。

私のコンサルティングの特徴の一つとして「仕事の悩みもプライベートの悩み」も両方とも解決することを得意にしています。

なぜなら、ビジネスもプライベートも表裏一体で成果をあげるためには、
両面から課題を解決しビジネスもプライベートも両方とも上手くいかせないと大きな成果や人生が豊かにならないからです。


「忙し過ぎる」原因を探ってみると、多くの場合は「頑張り過ぎ」が原因なのです。

日本人は、とにかく全てのことを完璧にしようとしている人が多いです。




アメリカに引っ越して感じるのは「アメリカ人はいかに楽をするかを一所懸命やる」ということです。

アメリカが世界一のブランドやマーケティングの国なのは「良い意味で、いかに楽して成果を上げるか」という視点で、
戦略を構築しているからです。

しかもアメリカの家事はかなり楽です。

ゴミはマンションの各階にあるダストシューターに入れると良いし、
家具などはマンションの前に置いていると誰かが持って行きます(笑)

ゴミの処分費は無料です。

そして多くのアメリカの家庭では、オーブンや電子レンジに入れると食事が完成する料理が多く、
食後も食洗機で洗うので手間暇がかかりません。

お風呂もシャワーで済ませますし、洗濯物はコインランドリーで乾燥まで出来るので干す必要がありません。

つまり、家に帰るとシャワーを浴びて、チンして食べて食洗機に入れるとその日の家事は終わりです。


これは、アジアでも同じで多くのアジアの国は自炊をせずに外食が100%という国も多く、
数万円でメイドが住み込みで家事や育児など全てのことをやってくれる国も多いです。

北欧の国に行った時も現地の方が言っていたのは「私たちは効率化を目指すために浴槽を無くした」と言っており、
いかに合理的に手抜きをし、家族と一緒に過ごす時間を大切にしています。

ドイツに滞在している時に気づいたのは「朝食は冷食」しか出さないのです。

パン・ハム・チーズなどを食べ、温かい食事を食べないのです。

それも効率よく生活するための工夫と言えます。


世界中、60カ国に行きましたが間違いなく「日本人が世界で一番頑張っています」。

そして、疲れている人が多い気がします。

つまり、優先順位のつけ方が間違っているのです。


最も大切なものは私の考えでは「夢」です。

あなたの「夢」を明確にし、それを実現するために徹底的にその夢に集中をすることが大切なのです。

夢以外のことは止めてしまうか、徹底的に効率化することが大切です。


つまり「夢以外は些細なこと」と考えて、夢を最優先にすることが大切です。

「BESTの敵はBETTERやGOOD」です。

最高のものを追求するためには、より良いものや良さそうなことでさえも止める必要があります。


私も年間300日はホテル住まいなので、夢を実現するためには「快適な生活」を捨てています。


一度、自分の夢を描き、その最高の夢を実現するために、何かを捨てることが大切なのです。  

Posted by 脇田勝利 at 22:29Comments(0)経営が良くなるノウハウ