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2020年03月11日

震災から9年 全ての日本人に現地をしっかり観て欲しい

今年1月に震災復興をテーマに仙台から大船渡までいろいろな被災地を巡り被害と復興の状況を視察しました。

仙台市の荒浜小学校では校舎がそのまま残されて当日の様々な状況をリアルに伝えています。

子供達14名と無数の住民が亡くなった被害を受けた生の声はとてもリアルです。

「避難して来た住民は声をかけても車から動かなかった」と語っている通り日本人は危機管理が苦手と理解をすることが大切です。

私もアメリカに住んでいますが住んでいるマンションの非常ベルが鳴っても避難しないのが日本人で、逆にアメリカ人はまずはきっちり「逃げる」重要性を理解してすぐに避難します。

荒浜小学校の校長先生の適切な判断で多くの命が助かりましたが彼はこう語っています。

「良かれと思うことはやっておく。
その積み重ねが何かの時に災害を少なくする。」

津波はまた必ず来ます。

万が一に備えて全ての日本人が備えることが多くの犠牲者に対する慰霊に繋がると感じた1日になりました。

震災から9年経ちましたが今だから現地をしっかり観て欲しいと改めて感じました。


















  

Posted by 脇田勝利 at 23:50Comments(0)まちづくり