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2013年10月18日

フィンランドから学んだ「日本人の仕事術&ライフスタイル」

フィンランドから学んだ「日本人の仕事術&ライフスタイル」


今まで50カ国以上に訪問・滞在し世界中で多くの方が夢を実現するお手伝いをして参りました。

今回も、北欧フィンランドに下記の目的で訪問してきました。


【世界最高レベルの競争力の秘密を探る】

世界経済フォーラムが2013年に発表した各国・地域のIT(情報技術)分野の競争力を比較した「2013年版世界IT報告」では、
首位はフィンランド、2位はシンガポール、日本は21位です。

また、「人材の育成力」では、世界一はスイスで、2位はフィンランド、日本は15位。

また、米ニューズウィーク誌の特集で、フィンランドが世界の「ベスト・カントリー」に選ばれています。

教育、医療サービス、クオリティー・オブ・ライフ、経済競争力と政治環境の5項目で100カ国の順位をつけた同誌初の国際ランキングで、フィンランドが総合1位に輝いたのです。

「あなたが今、生まれたとしよう。
 健康的で安全、それなりに裕福で、将来豊かな生活を送れる可能性が最も高い国はどこだろうか?」

ニューズウィーク誌は、こんなシンプルながら難しい質問に答える形で特集を掲載。

総合ランキングではフィンランドが1位、スイスが2位、スウェーデンが3位。日本は9位だった。


特集では、5項目別の順位も発表。フィンランドは、教育で1位、クオリティー・オブ・ライフで4位、政治環境で5位、経済競争力で8位、医療サービスでは17位だった。

なぜ、福岡県と同じ人口ほどの500万人ほどの小さな国がこんなに豊かなのか?

その秘密を現地で探って参ります。

フィンランドから学んだ「日本人の仕事術&ライフスタイル」

【定時で帰る生産性の高い仕事術の秘密】

有名な企業は、携帯電話のノキア、家具のイケアなどがありますが、何れも世界の優良企業です。

他にも、北欧の国は非常に競争力の高い企業が多いのですが、彼らは遅くまで働きません。

18時には殆どの社員が退社してしまうということです。

夏期休暇も長く取ります。

日本の会社で、そんな風景を想像出来るでしょうか?

今でこそ、「ノー残業デー」が浸透して来て、水曜や金曜は早く帰宅する会社員の姿が目につきますが、それ以外の日は結構遅くまで働いている方も多いのではないでしょうか。

「早く帰る」と言っても、仕事を怠けているのではなく、非常に生産性の高い方法で効率良く仕事をしている姿が描かれています。

だから、「早く帰れる」のです。

その秘密を現地フィンランドで探り、体系化し日本人の仕事のスタイルに活かして参ります。

その内容は下記のセミナーで詳しくご紹介をさせていただきますので、
ぜひご参加お待ちしております。

●10/22東京「北欧に学ぶ、あなたも定時に帰れる仕事術」
http://marketing.yoka-yoka.jp/e1040687.html



【現地パートナーとの連携】

世界中で日本人が売上を上げ、夢を実現するのが私の使命であり、
夢です。

現地企業や専門家とパートナーシップの連携を進め、
フィンランドや北欧で日本人が活躍するお手伝いを進めて参ります。


フィンランドから学んだ「日本人の仕事術&ライフスタイル」

現地フィンランドの現地情報をブログでご紹介しますが、

フィンランドの方が書いた分かりやすい記事を発見しましたので、ご紹介します。


フィンランドセンター館長メリヤ・カルッピネン氏の「信頼と個人の責任に基づいた生産性」の記事です。


「26年前の1982年に、日本に初めて来た時、1つの驚くべき発見をした。

それは、日本にはソ連と共通するところがあったのだ。

それ以前、学生としてモスクワとレニングラードに旅したことがあり、貧しい学生の私でもキャビアとシャンペンを楽しんだ。

実は、ホテルの掃除婦のおばさんを相手に、ナイロンストッキングや流行の物とルーブルを交換したのだ。

ソ連での働き方を良く見ると、例えば、鉄道修理工事では3人の労働者が必要になる。

1人が穴を掘り、2人はその男を監視している。

驚いたことに、当時日本でも同じような場面に出合った。

違ったのは、5人いたのだ。

1人が穴を掘り4人がそれを見ていた。

日本の企業は必要以上に人を雇う、なんという無駄だとその時思ったが、後になり雇用を増やす素晴らしい方法だと思い至った。

今、振り返れば失業保険をもらうより、仕事をする方がはるかに良いと思う。



 にもかかわらず、今でも日本人の仕事のやり方は、少なくともオフィスにおいて、あまり効率的とは思えない。

硬直した上下関係があり、その調整のため永遠に続く会議や、上司と部下をまとめるために膨大な時間と労力を費やす。

今はインターネットの時代で、cc(本来、カーボン・コピーを意味している)はeメールのコピーを、関係者等あるいはその他へ送信するのに利用されている。

だが、今の日本では、ccは企業内で発信されたメッセージを監視するための労働管理の制度になっているように思える。

部下が何を書いているのかをチェックするために行われているようだ。

このccメールはコンピューターでの作業を妨害し、時間と資源を著しく浪費している。

個人的に「ccインフォメーション公害」と呼んでいる。


 フィンランドでは、労働効率は3つの要素からもたらされる。

第1は、労働者に与えられた個人の責任である。

第2に、TRANSPARENCY INTERNATIONAL 報告書によると、フィンランドは最も腐敗していない公正な国である。

加えて、フィンランドは平等主義である。

フィンランドでは、全ての事案をカーボンコピーし全員に連絡する必要はなく、責任者が結果についてのみ報告すれば良い。

過程を上司に管理される必要はまるで無い。

それでも実際のところ、腐敗は無い。

つまり、上司は部下に信頼をおいており、厳しい管理の必要が無いのである。

 フィンランドでのチームワーク(共同作業)は、課題がそれぞれのメンバーに振り分けられ、各自の責任において作業を進める。

そしてメンバーは結果を持ち寄り議論する。

最後に、それぞれの結果をまとめた上でチームの課題を終える。

 以上の前提(個人の責任、公正で腐敗が無い、平等)が、フィンランド人の勤勉への動機づけとなっている。

また、教育レベルの高さは技術力を持った労働力を保障している。

誰も監視する人がいなくても、与えられた仕事で最大の努力をしようとする心からの意志がフィンランド人を駆り立てる。

このように無駄な時間と不要な管理がいらない。


 2008年度のフィンランドのGDP成長予測は、2.8%、一方、日本では2.0%から1.3%へとなった。

現在の日本人が必要としているのは、より効率的に働く事と、長い夏休みかもしれない。

仕事と休暇の間により良いバランスが必要ではないだろうか。」

フィンランドから学んだ「日本人の仕事術&ライフスタイル」



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