(株)ドリームマーケティング
http://www.dream-marketing.jp/
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2016年02月24日
売上を上げたいなら「売上を上げる自働化」を実現せよ
名古屋でのコンサルティング後に時間を作り、
トヨタのブランドづくりのノウハウを分析&体系化しに視察に行って参りました。
そのご報告の続きです。
前回の記事は下記をご覧ください。
●トヨタブランドの視察に行って自分の原点を見つめ直す。
http://marketing.yoka-yoka.jp/e1930847.html
サラリーマン時代に積水の生産現場でトヨタ生産方式で世界最高レベルの生産性を追求していたことを思い出しました。
新入社員で入った積水の工場で徹底的にものづくりの原理原則を現場で学びました。
日本最高レベルの工場でQC活動やTPM活動を通じ、現場の皆さんと一緒に汗を流して、素晴らしいものを作っていたことを思い出しました。
その根底にあるのが、トヨタの生産方式。
トヨタは世界中全ての車を受注してから作り始めます。
その根底にあるのが自働化とジャストインタイム。
その究極のものづくりの考え方を、売上向上に生かして成果をあげていることが、
私の原点であると思い出したのです。
私の原点は「世界最高のものづくりのノウハウを、売上向上の現場に生かすこと」です。
日本のものづくりの現場の効率は世界最高レベルです。
だが、売上向上やマーケティング・営業の現場でのホワイトカラーの生産性は、
欧米に比べてかなり低いのが現実です。
公益財団法人 日本生産性本部の「労働生産性の国際比較」でも、その結果が顕著に表れています。
http://www.jpc-net.jp/
(右図)製造業はOECD加盟国22ヵ国中6位、主要先進国7国中では米国に次ぐ2位となっています。
一方、(左図)日本全体の生産性はOECD加盟国33ヶ国中、22位と経済大国らしからぬ結果となっています。
その原因は、下記のような点がポイントです。
・ホワイトカラーの仕事のプロセスが明確でなく、勘と経験と度胸で体系化が出来ていない
・生産性の低さを長時間労働(サービス残業)でカバーしてきたこと
・他国と異なり、労働力の流動性が低く生産性が低くても辞めなくて良い環境
などがあげられます。
そこで、私は生産性の高い日本のものづくりのノウハウを、
ホワイトカラーの売上向上やマーケティングの現場で生かして今まで成果を上げてきました。
その一つの方法が「自働化」です。
自動化とは、トヨタ生産方式で用いられる用語で"自ら働く"こと。
作業者が行う標準作業を妨害しないように、作りすぎ・加工しすぎ・加工不良などの不都合を「自動的に食い止める」ためのシステムを備えるものを指します。
自働化は、トヨタのホームページに分かりやすい説明がありますので、
ご紹介させていただきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「自動化」ではなく「自働化」を強調
トヨタ生産方式で使われる「自動化」は、ニンベンの付く「自働化」です。
「自働化」の語源は、トヨタ自動車の社祖である豊田佐吉が発明した自動織機に源流があります。
自動織機とは、布を作るために、糸を紡ぎ、織物を織る作業を自動で行う機械です。
古くは、手作業で織物を織っていました。
豊田佐吉は1896年に日本で最初の動力織機、「豊田式汽力織機」を発明。
その後、糸切れなどの異常を検知すると運転を停止する「たて糸切断自働停止装置」や「自動杼換装置」など、数々 の革新的な発明を織機に搭載し、1924年には、高速運転中に杼(ひ)の交換ができる世界で初めての自動織機「無停止杼換式豊田自動織機(G型自動織 機)」を世に送り出しました。
「自働」とは、機械に善し悪しを判断させる装置をビルトインした機械であり、「自動」は動くだけのものです。
機械を管理・監督する作業者の動きを「単なる動き」ではなく、ニンベンの付いた「働き」にすることが「自働化」を意味します。
「異常があれば機械が止まる」ことで、不良品は生産されず、ひとりで何台もの機械を運転できるので、生産性を飛躍的に向上させることができました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ニンベンのついた自働化」は3つの機能があります。
①人離し・・・加工運動のすべてを機械に任せる。人と機械を離
→人件費カット
②不良の出ない仕組み・・・人がいなくても機械だけで付加価値がつけられる
→働く機械
③もう1つの自働化・・・加工部門の自働化を組立部門やラインにまで応用する
つまり、トヨタの生産方式をマーケティングや売上向上の現場に生かすことが、
営業やマーケティングなどの現場を変える重要なポイントになります。
●売上向上を自働化するためのポイント
①人離し・・・見込客&顧客を獲得する方法をすべてを仕組み化する。人と仕組みを離す
→ 人件費をかけずに見込客獲得
②ブランド化&価値最大化・・・人がいなくても仕組みだけでブランド力を上げ付加価値がつけられる
→ 働く付加価値を付ける仕組みづくり
③もう1つの自働化・・・マーケティング部門の自働化を全社に応用する
→ マーケティングや売上向上を会社経営の中心に
以上の3つをテーマに、ブランド化や顧客へ提供する価値を最大化して、
市場→見込客→顧客→常連客のコミュニケーションを自動化し、
自働的に見込客・顧客・常連客を創り出す発想こそ、
ホワイトカラーの生産性を上げることが出来る「売上を上げる自働化」なのです。
昔ながらの営業スタイルから脱却し、
科学的に売上を向上させる「売上を上げる自働化」を実践して参りましょう。
もっと詳しく知りたい方は、
お気軽にご連絡をお待ちしております。
■お問合せ先
お問合せは、下記フォームにご記入の上、
下記弊社ホームページからお申し込みお待ちしております。
●お申し込みフォーム
http://www.dream-marketing.jp/contact/
お逢い出来ますことを楽しみにしております。
ありがとうございます。
・・・・・・・・・・・(切り取り)・・・・・・・・・・・・・・・・
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「売上を上げる自働化」について
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トヨタのブランドづくりのノウハウを分析&体系化しに視察に行って参りました。
そのご報告の続きです。
前回の記事は下記をご覧ください。
●トヨタブランドの視察に行って自分の原点を見つめ直す。
http://marketing.yoka-yoka.jp/e1930847.html
サラリーマン時代に積水の生産現場でトヨタ生産方式で世界最高レベルの生産性を追求していたことを思い出しました。
新入社員で入った積水の工場で徹底的にものづくりの原理原則を現場で学びました。
日本最高レベルの工場でQC活動やTPM活動を通じ、現場の皆さんと一緒に汗を流して、素晴らしいものを作っていたことを思い出しました。
その根底にあるのが、トヨタの生産方式。
トヨタは世界中全ての車を受注してから作り始めます。
その根底にあるのが自働化とジャストインタイム。
その究極のものづくりの考え方を、売上向上に生かして成果をあげていることが、
私の原点であると思い出したのです。
私の原点は「世界最高のものづくりのノウハウを、売上向上の現場に生かすこと」です。
日本のものづくりの現場の効率は世界最高レベルです。
だが、売上向上やマーケティング・営業の現場でのホワイトカラーの生産性は、
欧米に比べてかなり低いのが現実です。
公益財団法人 日本生産性本部の「労働生産性の国際比較」でも、その結果が顕著に表れています。
http://www.jpc-net.jp/
(右図)製造業はOECD加盟国22ヵ国中6位、主要先進国7国中では米国に次ぐ2位となっています。
一方、(左図)日本全体の生産性はOECD加盟国33ヶ国中、22位と経済大国らしからぬ結果となっています。
その原因は、下記のような点がポイントです。
・ホワイトカラーの仕事のプロセスが明確でなく、勘と経験と度胸で体系化が出来ていない
・生産性の低さを長時間労働(サービス残業)でカバーしてきたこと
・他国と異なり、労働力の流動性が低く生産性が低くても辞めなくて良い環境
などがあげられます。
そこで、私は生産性の高い日本のものづくりのノウハウを、
ホワイトカラーの売上向上やマーケティングの現場で生かして今まで成果を上げてきました。
その一つの方法が「自働化」です。
自動化とは、トヨタ生産方式で用いられる用語で"自ら働く"こと。
作業者が行う標準作業を妨害しないように、作りすぎ・加工しすぎ・加工不良などの不都合を「自動的に食い止める」ためのシステムを備えるものを指します。
自働化は、トヨタのホームページに分かりやすい説明がありますので、
ご紹介させていただきます。
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「自動化」ではなく「自働化」を強調
トヨタ生産方式で使われる「自動化」は、ニンベンの付く「自働化」です。
「自働化」の語源は、トヨタ自動車の社祖である豊田佐吉が発明した自動織機に源流があります。
自動織機とは、布を作るために、糸を紡ぎ、織物を織る作業を自動で行う機械です。
古くは、手作業で織物を織っていました。
豊田佐吉は1896年に日本で最初の動力織機、「豊田式汽力織機」を発明。
その後、糸切れなどの異常を検知すると運転を停止する「たて糸切断自働停止装置」や「自動杼換装置」など、数々 の革新的な発明を織機に搭載し、1924年には、高速運転中に杼(ひ)の交換ができる世界で初めての自動織機「無停止杼換式豊田自動織機(G型自動織 機)」を世に送り出しました。
「自働」とは、機械に善し悪しを判断させる装置をビルトインした機械であり、「自動」は動くだけのものです。
機械を管理・監督する作業者の動きを「単なる動き」ではなく、ニンベンの付いた「働き」にすることが「自働化」を意味します。
「異常があれば機械が止まる」ことで、不良品は生産されず、ひとりで何台もの機械を運転できるので、生産性を飛躍的に向上させることができました。
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「ニンベンのついた自働化」は3つの機能があります。
①人離し・・・加工運動のすべてを機械に任せる。人と機械を離
→人件費カット
②不良の出ない仕組み・・・人がいなくても機械だけで付加価値がつけられる
→働く機械
③もう1つの自働化・・・加工部門の自働化を組立部門やラインにまで応用する
つまり、トヨタの生産方式をマーケティングや売上向上の現場に生かすことが、
営業やマーケティングなどの現場を変える重要なポイントになります。
●売上向上を自働化するためのポイント
①人離し・・・見込客&顧客を獲得する方法をすべてを仕組み化する。人と仕組みを離す
→ 人件費をかけずに見込客獲得
②ブランド化&価値最大化・・・人がいなくても仕組みだけでブランド力を上げ付加価値がつけられる
→ 働く付加価値を付ける仕組みづくり
③もう1つの自働化・・・マーケティング部門の自働化を全社に応用する
→ マーケティングや売上向上を会社経営の中心に
以上の3つをテーマに、ブランド化や顧客へ提供する価値を最大化して、
市場→見込客→顧客→常連客のコミュニケーションを自動化し、
自働的に見込客・顧客・常連客を創り出す発想こそ、
ホワイトカラーの生産性を上げることが出来る「売上を上げる自働化」なのです。
昔ながらの営業スタイルから脱却し、
科学的に売上を向上させる「売上を上げる自働化」を実践して参りましょう。
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Posted by 脇田勝利 at 10:49│Comments(0)
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