(株)ドリームマーケティング
http://www.dream-marketing.jp/
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2009年11月17日
映画販促キャンペーン「イングロリアス・バスターズ」
私も大好きなクエンティン・タランティーノ監督の
最新作「イングロリアス・バスターズ」が
今週20日から公開される。
米国では、
名作「パルプ・フィクション」を超えて
最大のヒット作になっているというだけあって、
配給会社とタランティーノ監督が手を組んで、
映画業界では、非常に珍しいキャンペーンを行なっている。
その面白い販促キャンペーンとは、
「全額返金」。
洋画の面白さに目を向けてもらうために、
11月20日から11月23日の4日間、
本作を観てつまらないと感じて
上映開始後1時間以内に退席した観客には
鑑賞料金を返却するという
「面白さタランかったら全額返金しバスターズ」
キャンペーンが約300館の劇場で行われる。
タランティーノは
「つまらないと思った人は出て行ってください。
残った皆で楽しくやろうじゃないか」
と自信満々。
客層もその挑発に乗りそうなチャレンジャーがきっと
多いと思われ、
販促は非常に効果を出しそうである。
そういう私も、この挑発に乗ってしまいそうで、
今週末には一杯ひっかけて(笑)、
タランティーノのパーティに参加しようと
思っています(笑)。
過去にも、SFコメディー映画『おかしなおかしな訪問者』で
“1回も笑わなかったら返金キャンペーン”や、
タランティーノが製作総指揮を務めた
スプラッター・スリラー映画『ホステル』では、
公開日から1週間限定で上映開始46分までに気分が悪くなり
途中退場した観客に全額返金する
“嘔吐バックキャンペーン”(爆)などの企画が組まれたが、
いずれもメイン館1館だけを対象にした小規模なもの。
今回のように、
一部劇場を除く全国の上映劇場約300館で
一斉に実施されるのは初の試みとなる。
洋画離れが叫ばれる中、
今後もこのような
面白いマーケティング手法に注目だ。
●イングロリアス・バスターズ公式サイト(音声注意)
http://i-basterds.com/
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Posted by 脇田勝利 at 08:09│Comments(0)
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