(株)ドリームマーケティング
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2012年09月20日
トルコと日本を結ぶ“非常識な”パートナーづくり
イスタンブール3日目朝3時起床。
未だにトルコで最も賑やかなタクシム広場では、コーラン風のトランスミュージックが重低音とともに鳴り響き、クラクションや若者の雄叫びが町中に響き渡っている。
その爆発的なパワーは、誰にも止められない世界の沸騰都市を感じさせてくれる。
しかも、そのパワーは他の国とは違い、常にバランスを失わない良い意味での「したたかさ」と「しなやかさ」が備わっている。
これが世界を席巻したオスマンの底力なのか。
朝方になるといつの間にかトランスミュージックが、コーランに変わり男どもの歌声と猫のじゃれ合う声に変わる。
トルコは本当に奥深い国だ。
今日もたくさんの出逢いがあり、
新しいビジネスも進んでいますが、
日本人にとってトルコをはじめ中東やイスラムは
文化の違いが大きく、やはり現地パートナーといかに連携をするかが
より重要な地と言える。
現地トルコ人に聞いた情報を簡単に紹介しよう。
●右肩上がりの緩やかな経済成長がトルコ人を元気にしている。
●やはり、経済的な裕福さが最も大切
●アメリカが好きかどうかはケースバイケース。経済的なメリットがあえば付き合い、なければ付き合わない
●トルコには小さなシアワセがたくさんある。
●日本のトルコ進出はスピードが遅すぎる。中国や韓国に完全に負けている
●航空会社がまずはルートをつくらないと始まらない
●中東で民主的な体制が維持されているのは、トルコとイランのみ
●アメリカ的ではない、多様な成長の仕方がトルコにはある
●愛することは完全な人間になるための最も安全な近道である
●オスマン帝国から常に「公正」を理念としている。
●ヨーロッパが立ち直るのは難しい。
●トルコはヨーロッパ危機でやや影響を受けているが、成長を抑えることでコントロールしようとしている。
●ヨーロッパ&中東はトルコを中心に動いている
さて、モスクをシルエットにして、
朝日が上がって来た。
日本時間でちょうど昼の12時ということは、
同じ瞬間に同じ太陽を見ていることになる。
それほど、地球は小さく、今や全てが繋がっている。
しかし、そこには日本人が長年“常識”と考える全てのものを超越した、
“非常識”だらけな世界が広がっている。
全てを無にして、今日もトルコを五感で体感し、
海外進出の連携を進めていきたい。
強いものが生き残るのではなく、
変化に対応出来る者だけが生き残るのだ。
これからの、時代に日本人が小さくなった地球でどう生きていくかを
更にトルコの深部に入って探し求める一日になりそうだ。
(続)
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Posted by 脇田勝利 at 11:31│Comments(0)
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