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2013年01月17日
飲食業の非常識「俺のイタリアン」体験
今の時代、繁盛している会社やお店の共通点は「非常識」がキーワードです。
飲食店でも同じで顧客のことを一番に考えると、結果的に非常識になるのです。
驚愕の価格破壊レストランとして話題の「俺のイタリアン」と「俺のフレンチ」に行ってきました。
2011年9月の1号店オープン以来、価格破壊の高級料理店として飲食業界に旋風を巻き起こしている「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」。わずか1年あまりで銀座を中心に「俺のイタリアン」5店、「俺のフレンチ」4店をオープン。しかも全ての店舗で予約が1カ月待ちになるほどの盛況ぶり。
創業者の坂本孝氏は、中古本ビジネスでリサイクル業界を変えたブックオフの創業者。
彼はこう語っています。
<この不況の中、なぜ飲食業界を選んだのか―。
それは前の会社で果たせなかった夢があったからです。私は誰もが成長と共に独立できる土俵を作ることが夢でした。いわゆる「のれん分け制度」です。
そこで、のれん分けがしやすい業種は何かと考えたときに、「飲食事業」というひとつの答えが浮かびました。
世の中の多くの事業は、一般には強くて大きくなければ勝てないと言われていますが、飲食事業に限っては「小さくても勝てる」業種なのです。
例えば、30坪の小さな本屋の隣に1000坪ものブックセンターができてしまったら勝てる可能性はありませんが、10坪しかない居酒屋の隣に100坪の居酒屋チェーン店があったとしても勝てるのです。なぜならば、同じ原材料であっても味やサービスなどでそれぞれの付加価値を提供することができるからです。>
今の時代は、小さくても勝てる時代です。
いや小さくなくては出来ないことがあります。
より顧客の喜ぶ感動的な商品やサービスを追求していくと、
一対一の関係に行き着きます。
究極のサービスは売り手と買い手が一人対一人で向き合う、完全オーダーメイドが理想だとも言えます。
例えば、飲食店の究極はシェフが一人でお客が一人のお店かもしれません。
俺のイタリアンや俺のフレンチは、一対一ではありませんが、
「立ち飲み」というスタイルで一流シェフや一流ソムリエがいる2〜3万円近くする一流の料理を、
居酒屋価格で提供する「非常識なビジネスモデル」で飲食業界で今注目されています。
同じイタリアンやフレンチの業界では「何をバカなことをやって」と言われるようなことを、
全く新しい発想でやるからこそ、成功しているとも言えます。
業界の常識は、消費者の非常識でもあります。
同業者の方からバカにされてることが、
消費者から指示をされる時代だと言えます。
回転寿司が世界に広まっていったように、
異端児だったものが時代の最先端に行く時代の面白さがあります。
明日のブログでは、俺のイタリアンの成功の秘密を
実際に体験した店舗レポートをお送りします。
そこには誰もが参考になる驚愕のビジネスモデルがあります。
どうぞお楽しみに。
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Posted by 脇田勝利 at 17:14│Comments(0)
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