ディープな別府の路地裏まち歩きツアーに参加vol.3

脇田勝利

2011年01月28日 07:00

(前日からの続き)


更にディープな別府路地裏探索は続きます(笑)。

一行は、ある民家へと入っていきます。

85歳というお爺ちゃん、温泉のお陰か肌もピチピチでむちゃくちゃ元気です。

共同温泉を地域のみんなで所有していて、

庭に大きな共同温泉がありました。



そして、庭には驚きのものがありました!






・・・・とってもシュールです(笑)。

何でも、数年前から始めた趣味で、庭中にたくさんのモミュメントがあり、

お爺ちゃんも誇らしげな様子で、とても素晴らしかったです。

みんなに見てもらえるから、創作意欲も増えていくに違いありません。



そして、更に歩いて行くと靴屋さん。

店舗の窓全面にいろいろな言葉が書いてあります。

靴を売らずに、大分弁の解説を満面の笑みで説明をしてくれる店主!



大分弁を綺麗に筆文字で書いてあり、毎日のように張り替えるそうです。

奥さんが文字を担当し、解説は旦那さんの役目です。

話のきっかけには、もってこいの手法なようで、

若い女の子と会話が出来るのが一番嬉しいとのことです(笑)。



まち歩き一行は、靴屋さんの店内に入ることなく(笑)

日本最古の木製アーケードを歩き、



ラスタマンがいるディープな寿温泉に入って、



90代のお婆ちゃんと語り合ったりと素晴らしい3時間を過ごすことが出来ました。





ゴールは、ご案内をしていただいた平野資料館の館長平野芳弘さんと

千と千尋の温泉旅館のモデルとなった砂風呂で有名な竹瓦温泉で熱い握手。




平野さんは別府のまちづくりの第一人者で、

10年ほど前から、まち歩きを始められて、

その活動がどんどん広がっているそうです。


別府の観光客は減少傾向でしたが、

平野さんをはじめ、多くの方の協力でここ数年は観光客も増え、

まちが元気になっているとのことです。

地方都市活性化のヒントが、別府にあると心から感じました。


まずは、自分たちの街の素晴らしさを一人一人が知ることが、

大切ですね。

これからの、まちづくりに最大限活かして参ります。

平野さんをはじめボランティアガイドの皆様、

別府の皆様、本当にありがとうございました。

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