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(株)ドリームマーケティング
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2021年10月26日

戦略とは「100%絶対に勝てる具体的なプラン」

戦略がない日本企業が多すぎます。

日本を代表する業界のトップレベルの企業のアメリカ現地法人の方と連携しながら、
仕事を進めておりますが、

残念ながら「日本企業には戦略がない」のが現実です。

アメリカでも今だに竹槍を持って勝負しているのが日本人の戦い方と感じてしまいます。

アメリカには良くも悪くも負けという概念が無く、

「絶対に勝てる戦略」を構築するのが非常に上手い国です。

第二次世界大戦で日本が負けた原因を研究し、
日本人が世界でどうやって生き残っていくかのノウハウを体系化しています。

究極の戦いが戦争だとしたら、そこに学ぶことは経営を行っていく中で必須の要素になります。

世の中の本質は自然界の法則であり、弱肉強食だからです。

経営も自然界の法則、弱肉強食の世界にあり、
どうやって生き残る戦略を考えるかが大切になります。

第2次世界大戦の死者数は日本とアメリカでは下記のようになっています。

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●第2次世界大戦の死者(1939年9月~1945年9月)

日本 310 万人(うち民間人80万人)
アメリカ 29 万人(うち民間人ほぼ0人)
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しかも日本人の死者のうち6割は餓死が原因です。

戦争すらも出来ずに補給を怠り戦線を拡大し続け、
結果として自滅をしたのが日本の戦略のなさを物語っています。

このような過ちを現代社会でも日本人は繰り返しており、
日本企業の海外展開や国内でもほとんどの失敗の原因は「自滅」「内部崩壊」が原因です。

戦略とは「100%絶対に勝てる具体的なプラン」


アメリカはまさにブランドとマーケティングの国なのは、
絶対に負けない勝てる戦略を構築するという観点から来ているのです。

逆にいえばアメリカでは戦略ミスがあれば、
一気に淘汰される弱肉強食の世界です。

日本の現場力は世界で最も優れているので、
戦術レベルでは世界トップレベルです。

その現場力の高さが逆に戦略構築の重要性の認識の低さになっています。

逆にいえば「現場力に甘えて経営者が戦略構築を怠っている」と言えます。

多くの企業を見てきて感じるのは「失敗している企業は自滅」しているのです。

成果の上がらない会社には間違いなく戦略がありません。

私のコンサルティング先の企業の80%は業種業態関係なく、
コロナの影響が最小限で2020年の業績は昨年以上です。



経営者の仕事は「絶対に勝てる具体的なプランである戦略を創る」ことです。

具体的な戦略を描いた上で、
現場で仕事を進めていくことでしか、
再現性のある圧倒的な成果を上げることができるようになります。





私のコンサルティングでは「絶対に負けずに、絶対に勝てる戦略」を実践的にお手伝いしています。

私の戦略の定義は「絶対に勝てるための具体的なプラン」です。

今まで60カ国以上の世界中で20年間10000社の皆様に提供してきた、
ブランディングとマーケティング、ビジネスモデル構築の中で、この戦略を1社1社、1名1名にオーダーメイドで設計をし、圧倒的な成果を出し続ける戦略「絶対に勝てるための具体的なプラン」を提供しています。


この方法は、私が独自に開発をした手法で、世の中にはそのノウハウは出回っておりません。

残念ながらコンサルティングの現場で培ったノウハウで、
参考になる書籍もほとんどありませんが、

唯一お勧めするとすれば「孫子の兵法」です。

孫子の兵法はアメリカをはじめ、世界中の経営者が参考にしている戦略書です。

その一部をご紹介させていただきますので、私の戦略構築のノウハウが少しでも伝われば幸いです。




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孫子曰く、兵とは国家の大事なり、死生の地、存亡の道、察せざるべからざるなり。

(孫子はいう。戦争とは国家の大事である。国家の死活が決まるところで、国家の存亡の分かれ道であるから、よくよく熟慮せねばならぬ。)

引用:新訂『孫子』(岩波文庫)
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→これは孫子の根底に流れる重要な思想です。

「孫子の兵法」という表現から勘違いされるかもしれませんが、戦争はしない方が良いというのが基本的な考え方です。

戦争は失うものが大きいので、戦わずして勝つのが最善です。


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凡そ用兵の法は、国を全うするを上となし、国を破るはこれに次ぐ。

(およそ戦争の原則としては、敵国を傷つけずにそのままで降伏させるのが上策で、敵国を打ち破って屈服させるのはそれに劣る。)

引用:新訂『孫子』(岩波文庫)
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→戦争は、自分も相手も失うものが大きいです。

戦争に勝つよりも、戦わずして相手を屈服させる方が上策なのです。

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彼れを知りて己を知れば、百戦してあやうからず。

(敵情を知って味方の事情も知っておれば、百たび戦っても危険がない)

引用:新訂『孫子』(岩波文庫)
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→いざ戦争をするとなれば絶対に勝たなければなりません。

そのためには相手を知り、自分を知れば、百回戦っても負けない。

さらに、自分のことをわかっているだけで敵のことをわかっていない状態では勝負は5分5分、敵はおろか自分の状況すらわかっていない状況では危険であると言います。

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兵は勝つことを貴ぶ。久しきを貴ばず。

(戦争は勝利を第一とするが、長引くのはよくない。)

引用:新訂『孫子』(岩波文庫)
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→止むを得ず戦いが必要な場合は、短期で勝つことが最も大切なのです。


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是の故に勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求め、敗兵は先ず戦いて而る後に勝を求む。

(勝利の軍は開戦前にまず勝利を得てそれから戦争をしようとするが、敗軍はまず戦争を始めてからあとで勝利を求めるものである。)

引用:新訂『孫子』(岩波文庫)
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→孫子いわく、民が褒めたたえる様な派手な勝ち方をした武将は最高にすぐれたものとは言えず、ふつうの人では見わけがつかないくらい巧みに戦に勝つのが最高の将であるとしています。

周りからは気づかれないほど優れたビジネスモデルを構築することが重要です。


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智将は務めて敵に食(は)む。

(智将は出来るだけ敵の食糧を奪って食べるようにする。)

引用:新訂『孫子』(岩波文庫)
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→敵は必ずしも「倒す」だけでもなく「利用する」のが優れたリーダーです。

敵を作らず、相手の利益にもなるような「win-win」の関係を結ぶことこそ、最善です。


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凡そ戦いは、正を以て合い、奇を以て勝つ。

(およそ戦闘というものは、定石通りの正法で敵と会戦し、情況の変化に適応した奇法でうち勝つのである。)

引用:新訂『孫子』(岩波文庫)
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→はじめから行き当たりばったりでは危険だし、かといって定石にばかり気を取られていては臨機応変に対応ができません。

定石と奇法は状況に応じて上手く使い分けて成果を上げていきます。

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攻めて必ず取るものは、其の守らざる所を攻むればなり。

(攻撃したからには必ず奪取するというのは、敵の守備していない所を攻撃するからである。)

引用:新訂『孫子』(岩波文庫)
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→敵が手薄になっている部分はないか?

そこを見つけて一丸となって攻めれば有利な戦いをすることが出来るわけです。

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故に其の疾きことは風の如く、
其の徐かなるは林の如く、
侵掠することは火の如く、
動かざることは山の如く、

(だから、風のように迅速に進み、
林のように息をひそめて待機し、
火の燃えるように侵略し、
山のようにどっしりと落ち着き、)

引用:新訂『孫子』(岩波文庫)
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→有名な風林火山です。

敵を攻(せ)めるときには、風のようにはやく攻めましょう。

敵を攻める準備をちゃんとして、敵が近くにいても、敵にわからないように、落ち着いて林のように静かにしていましょう。

敵を攻撃するときがきたら、猛烈(もうれつ)に火のように戦いましょう。

自分たちの陣営を守るときには、どんな攻撃をうけようとも、山のように動かず守り抜きましょう。

という意味です。

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時代が大きく変わる中、1年に一度はゼロから戦略を見直すことが重要です。


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