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(株)ドリームマーケティング
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2017年11月20日

アマゾン社員の働き方「進化し続ける強さの秘密は?」

米アマゾン・ドット・コムは、受け取り手の不在時に宅内に商品を届けるサービスを米国で始めると発表しました。


独自のデジタル技術で配達員が家の鍵を開け、家の中に荷物を置くサービスです。




専用監視カメラの併用で配達員の不正を防ぐため不在の家に配達をしてもらっても安全という訳です。

日本では不在時の再配達が宅配事業者の重荷になっているが、こうした問題を解決するサービスを開始したということです。

しかも、家の中にまでサービスを拡充し、
アマゾンエコーなどの音声認識とカメラを連携させて、
将来的には家の中での様々なサービスも一人勝ちを狙っていく戦略なのは間違いありません。




私もアメリカに住んでいますが、アメリカのアマゾンには「不在再配達」がありません。

不在の際は、商品を家の前に置いて帰るからです(笑)


アメリカでは、労働者保護の考え方や合理的な発想が日本以上に進んでいるため、
無駄を徹底的に排除し社員満足度を上げることを重視するため、
長時間労働はタブーになっています。

そのため、付加価値を生まない無駄な仕事は一切しないのがアメリカ流です。


商品が盗まれたら「保険を使い新商品を配達した方が良い」と合理的な経営判断をしている訳です。


11月8日から「プライム」と呼ばれる有料会員を対象に全米37都市で開始しました。

名称は「アマゾン・キー」。

サービスを受けたい人は、無線で解錠が可能なスマートキーを玄関の鍵として使用し、
さらに室内から玄関を撮影できるようクラウドにつなぐ監視カメラを居間の天井などに設置する仕組みです。

アマゾンの荷物を届けに来た配達員はその時だけに付与される暗号通信を使って鍵を開け、荷物を宅内に配達。

宅配の直前からカメラが作動する仕組みになっており、受け取り手はスマートフォンを通じて配達員が家の中で不正を働いていないかなどを遠隔から確認できるという訳です。


アマゾンは同サービスを不在時の宅配だけでなく、ハウスクリーニングやペットの散歩代行などにも広げていく考え。

例えば夜に急な来客が生じた場合、仕事中の昼間であっても夜までの家の掃除をアマゾン経由で専門業者に頼むことが可能になる。


アマゾンはこの日、サービスに必要な鍵とカメラをセットで249.99ドル(約2万8000円)で米国で売り出すと発表しています。


ニューヨークの友人がアマゾンにインターンシップで仕事を一緒にした時に、
アマゾン社員の誰もがとにかく「新しい仕事にチャレンジ」しているのを見て、

「なぜ、そんなに新しい仕事にチャレンジするのですか?」

と聴いたところ、

「世の中が凄いスピードで進化しているので、
 自分たちも新しいことにチャレンジしなければ、
 死んでしまう」

という言われたそうです。

この問題意識とスピード感こそ、
アマゾンが世界で圧倒的な成果を上げている重要なポイントになります。

日本人も根本から仕事のスタイルを変えていかないと、
マーケットの全てを持っていかれる時代が来ます。
  

Posted by 脇田勝利 at 00:29Comments(0)マーケティング・経営

2010年03月08日

最適なHPの創り方



現在、弊社(株)ドリームマーケティングのホームページを
全面的にリニューアル中です。

一緒に
戦略的なWEBビジネスモデルを一緒に構築していくことになった
(株)イットジャパンさんと協力して作成をしていただいています。

イットジャパンさんは、ご存じの通り福岡No1の戦略的なウェブ戦略とホームページ・プロデュースを行っている会社です。

担当していただいているのは社長の吉富太郎さんと、
ディレクターの河野昌平さん。

このお二人の仕事ぶりは、「天才的」です。

言われたことをそのままホームページに反映するのではなく、

「ウェブを使ったビジネスモデル構築」

の視点から、リアルなビジネスを最大限活かすウェブ戦略を

ゼロベースで企画していただけます。


ホームページを創り出すまでのヒアリングがとても上手で、
こちらがしたいことを上手に引き出してくれるのです。


私も、マーケティング・コンサルタントとして、
その方の持っている強みを、
満たされていないニーズと市場・競合の動向を考慮しながら、
突破口を見つけることは得意ですが、

自分のことは、客観的に見ることは非常に難しいと感じていました。


そこで、イットジャパンさんとの

「客観的で適切なアドバイス」をいただくことで、

かなり自分のことと進むべき道が明確になってきました。

もっと多くの方のお役に立つためには、

『自分以外の人から客観的にプロデュースをしてもらうことの重要性』

を感じることが出来た素晴らしい体験になりました。


私の周りには「天才的な才能」を持った方が多く、
その毎日に感謝の連続です。

ありがとうございます。

もっと多くの方のお役に立つために、
新しいホームページを通じて加速していきたいと考えております。

●(株)イットジャパン

http://www.itjpn.co.jp/

●(株)ドリームマーケティング新URL(現在リニューアル中)

http://www.dream-marketing.jp/  

Posted by 脇田勝利 at 07:32Comments(0)マーケティング・経営

2010年02月10日

粗利を上げるためには「死守せよ、だが軽やかに手放せ」



コンサルティングの現場からの提言です。

あなたの会社の一人当たりの粗利はどの位ですか?

売上を上げる仕事をメインに毎日コンサルティングをしておりますが、
当然、会社に入ってくるお金=粗利を最大にするのが目的です。


コンサルティングをさせていただき感じるのが
多くの中小企業は、一人当たりの粗利が低すぎます。

つまり、生産性が低すぎるのです。

まずは、下記のサイトで自分の業種の指標をご覧ください。

●中小企業庁 業種別主要計数表

http://www.chusho.meti.go.jp/koukai/chousa/keiei_sihyou/h11/07_i

ndex.html

注目すべきは、この項目の中の、
「従業員1人当り粗収入高(年間加工高)」です。

建設業などは、完成工事高(売上高)ですが、
粗利が分かる業種で見てみると、

業種や機械装備額によって、粗利は変わりますが、

最低322万円(ビルメンテナンス)
最高2902万円(不動産代理業・仲介業)

となっています。

会社を経営していると分かりますが、
実質会社に入ってくる真水のお金が粗利です。

その粗利から、人件費や販管費などを支払うため、
最低でも人件費の3倍を基準に粗利を毎月稼ぐことが大切です。

つまり、最低でも社員数×1000万円の粗利を年間で稼ぐことが重要にな

ります。

目標としては、

中小企業の目標  1,200万円
高収益企業    1,500万円以上
上場企業レベル  2,000万円以上


まずは、この水準で自社を見つめ直し、素直に現状を認識することです。

その後、どうやって粗利を高めていくかの方法ですが、
一言でいうと「時間当たりの付加価値」をいかに高めていくかです。

一番早いのは「付加価値を生んでいないことを止めること」です。

会社というのは、やることばかり決めて
止めることを決めない傾向がありますから、
いつの間にか

「付加価値を生まない仕事ばかりして、仕事をしているつもり」に
なってしまいます。

私は、上場企業で究極の生産システムを追求し数々の成果を上げてきま

したので、現場をチェックすれば付加価値を生まないムダな仕事がすぐ

に分かります。

ムダなことを止め、
どうしてもやらなくてはいけないことを効率よく行い、
より顧客にとって価値のある仕事に集中し、
受注した仕事を想定の時間内に仕上げることなくして、
付加価値は上がりません。

つまり、時給を上げることです

「忙しいけど儲かっていない」という会社は間違いなく
この部分に問題があります。

一度、ゼロベースで自社の仕事を再構築してみては
いかがでしょうか?

「死守せよ、だが軽やかに手放せ」

という演出家のピーター・ブルックの言葉に学ぶなら、
顧客視点でお役に立っていないことは、
すぐに手放すことが必要だ。

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現在、毎月2社限定で、
「粗利を上げる実践的方法」をご提案させていただいております。

お気軽にご相談されてください。

希望される方はメールをお待ちしております。

皆様の粗利をもっと上げるお手伝いをさせていただきます。

●お申し込み先

warky@wakita-net.com

脇田勝利まで
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Posted by 脇田勝利 at 07:24Comments(0)マーケティング・経営

2010年01月14日

営業マン研修の現場から



マーケティングや売上向上のコンサルティングを行う際、
必ず課題となるのが「営業マン研修」。

「営業」って、体系的に学ぶことが難しく、
昔ながらの、「KDD」とか「GNP」と言われる手法が、
いまだにまかり通っている世界でもあります。

KDDは「勘・度胸・出たとこ勝負」、
GNPは「義理・人情・プレゼント」(涙)。

もちろん、「KDD」とか「GNP」も大切ではありますが(特に九州では?!)
これからの時代は、マーケティングや心理学の手法を取り入れ、
顧客満足を高める体系的で戦略的、そして毎日の業務に活かすことが出来る
実践的な「営業」が求められているのは言うまでもありません。

しかし、現実の営業の現場では・・・

完全にポイントがずれていることが、とても多い。

間違った営業に対する考え方をして、
間違った行動をして、
成績が上がらず、
でも、本人は一生懸命頑張っている。

営業の上司や社長は、
昔ながらの「営業の常識」を押しつけ、
若手営業マンは「今の時代の営業はちょっと違う」と思っているにも
関わらず、成果が上がっていないので、
毎日今までの手法を疑いの心いっぱいで必死に頑張る・・・

という悪循環に陥っている営業現場が非常に多い。(経営も同じかもしれません)


私がアドバイスや営業現場で実践していることは、

●会社全体のマーケティングの仕組みを設計・構築
●見込客発見とクロージング(契約)の流れを設計・構築
●課題抽出と売上向上へ向けての成功要因の洗い出し
●売上必達へのプラン・仮説構築
●各種コミュニケーション・ツールの作成
●営業マンの心理学的な営業研修・モチベーションアップ
●マーケティングと営業のマネジメント手法の確立
●テストマーケティング
●売上向上・必勝パターンの発見
●レバレッジを使ったスピード売上向上策
●売上向上・目標達成!

という流れになります。

残念ながら
毎日、ムダな営業活動を行っている企業がほとんどです。

今まで5000社の企業の現場を拝見してきた経験で、
客観的で皆様の気づいていない視点で、
実戦可能なアドバイスをすることを
私は、得意にしております。

現在、無料で「マーケティング・営業診断」と
「マーケティング全体像&売上向上のプラン設計」を
させていただいておりますので、
お気軽にお問い合せください。

私から拝見すると、
どの会社にも“宝の山”がたくさんあり、
チャンスは無限大の企業ばかりです。

皆様の会社成長のために、
少しでもお役に立つのが私の使命です。

皆様にとって、最適なプランをご提案させていただきます。

規模の大小(1名~300名規模の企業)・業種は問いません。
創業前の方も大歓迎。

素晴らしい2010年にするために、
勇気を持って一歩を踏み出しましょう。

■無料で「マーケティング・営業診断」と
「マーケティング全体像&売上向上のプラン設計」
を希望される方は、

脇田勝利までメールをお願いします。
warky@wakita-net.com

ありがとうございます。  

Posted by 脇田勝利 at 08:33Comments(0)マーケティング・経営

2009年08月25日

マーケティング上手なラーメン屋さん



九州ウォーカー3位殿堂入りのラーメン店「三氣」水城店に行ってきました。

店舗は、外観は倉庫を改装したかのような作り。

最近の飲食店の傾向として、
「コストをいかに抑えて、早期に回収する」というのが
鉄則になっていますが、
このお店もそうですね。

体裁にこだわらず、味で勝負するという雰囲気が伝わり、
コンセプトが明確であれば、これもまた良しですね。

しかも、「九州ウォーカー3位殿堂入り」という看板と
派手な看板で運転中の車からも
ついついチラ見をしてしまうというところは、
上手に集客が出来るしかけづくりが出来ています。

ポイントは、「一度なら騙されたと思って食べてみよう」と思わせるところです。

「倉庫型の店舗+殿堂入りの店+三氣というネーミング」によって、「味で勝負している元気が出そうな店」というお店に入店する前の期待感である“前味”は良好です。

暑かったので、シャツの袖をまくり気合いを入れて店の中に入ると「キレイな店内」でエアコンもばっちり効いています。

これも作戦でしょうか。

外装と内装のギャップ。狙い通りなら凄い店ですね。

ラーメンは基本的に3種類。

店名の「三氣」から「やる氣、げん氣、負けん氣」。

 やる氣  普通のラーメン
 げん氣  辛味噌ラーメン
 負けん氣 焦がしにんにく入りラーメン

という訳です。

迷うことなく(笑)、元気な女性スタッフに「どれが一番人気ですか?」と聞く。

この質問はその店のマーケティング力をチェックする重要な指標になります。

明確な答えを出来るお店は、非常にレベルが高いことが多いですが、その確立は5%ほど。

女性スタッフの答えは、ほぼ100点です。

そして、お薦めの「負けん氣」を注文しました。

ネット上では味については賛否両論ですが、
私は大好きな味でした。

さっぱりスープに、
焦がしにんにくの味がのり、
飽きのこないラーメンですね!

福岡市内に店舗を急速に増やしているようです。

これも、マーケティングが上手なお店の経営者の手腕。

今後、伸びていくお店が持っている
「自分たちの必勝パターン」が確立されている
お店でした。

ご馳走様でした!


  

Posted by 脇田勝利 at 07:56Comments(0)マーケティング・経営