
(株)ドリームマーケティング
http://www.dream-marketing.jp/
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2017年08月03日
デンマークに学ぶ幸せな生き方「ヒュッゲとは何?」
8月11日からコンサルティングの仕事をしながら、
デンマークに滞在し、その幸せな生き方を学び皆様の更なる夢の実現に向けて、
コンサルティングや講演でご紹介をさせていただきます。
デンマークの幸福を考えると必ず必要になるのが「ヒュッゲ」です。
ヒュッゲ(Hygge)とは、
デンマーク語で「人と人とのふれあいから生まれる、温かな居心地のよい雰囲気」という意味の、他の国の言語では置き換えられないデンマークの個性を形成している言葉です。
それが英国や米国のライフスタイル業界で新たなブームを起こしつつあります。
現在、欧米を中心に「ヒュッゲ」なライフスタイルを見直すムーブメントが始まっています。
「ヒュッゲ」のイメージは、日本語に無いので難しいですが、
「ほっこり」や「まったり」というニュアンスです。
パチパチと音を立てる暖炉を囲みながら、
手編みの洋服など心地良いスタイルで、
一人や、友達や家族と一緒にコーヒーやケーキを食べてほっこりする時間
という感覚がヒュッゲです。
「ヒュッゲ」とは「自分らしく気を使わずにくつろげる状態」のことです。
米誌「ニューヨーカー」が、関連本のヒュッゲの定義を次のようにまとめています。
『デンマーク式生活の一年(The Year of Living Danishly)』を書いた英国人ジャーナリストのヘレン・ラッセルは、
ヒュッゲを「入れたての1杯のコーヒーやカシミヤの靴下のような、心を和ませるものによって喜びを感じること」と定義しています。

イギリスでは、ヒュッゲブームが起きており、
コリンズ英語辞典はヒュッゲを2016年に最も話題になった単語トップ10にランキングしています。
デンマーク人にとって、ヒュッゲは文化の一部であり、
アメリカ人が「自由」を大切にしていることと似ています。
「世界幸福度報告書2017」によると、長年保持していた幸福度ランキングのトップの座をノルウェーに譲り渡したものの、デンマークは2位にランキングされ40年連続でトップクラスを維持しています。
日本は残念ながら51位です。
デンマーク人が最も大切にしていることの一つに「時間の使い方」があります。
全ての仕事の時間では付加価値を生まないことを排除し、
デンマーク人全員が「付加価値を徹底的に上げること」に全力を上げています。
そのため、そのため時間のムダは徹底的に省かれ、それが労働時間短縮につながり、結果として生産性の高さは世界トップクラスにあるのです。
OECD(経済協力開発機構)の調査によれば、
デンマーク人の週の平均労働時間は33時間と世界で2番目に少ないにも関わらず、
平均年収は4万6000ドル(約515万円)で、世界で2番目に高い生産性を誇っています。
これはプライベートでも同様で、
ヒュッゲを追求すると、ヒュッゲ以外のことはなるべく排除するという、
「ストイックなライフスタイルになる」ことを意味します。
ヴィーキングはファッション誌「エル」の英国版で、「ヒュッゲのもたらす幸せは、デンマーク人が富と幸せを切り離していることから生まれた」と掲載されており、
最小限のお金でも幸せになれることを示唆しています。
デンマーク人たちは自分たちの生活の質を向上させることに力を注げます。
彼らのマインドは、無遠慮な暴飲暴食やセレブリティのような生活ではなく「節度のある喜び」。
そして、日々の面倒なことも楽しみながらプロセスを楽しむ姿勢。
また、ヒュッゲを楽しむため、インテリアや家の中は可能な限りシンプルにすることが大切です。
無駄なものを置かずに本当に大好きな一生使うものに囲まれた生き方を何代にも渡って追求しているからこそ、
デザイン力が高いのがデンマーク人です。
一つの椅子を買うのに5年間も悩み続け、一生かけて理想の家やインテリアを創っていくのも、
デンマーク流です。
日本人のように「断捨離」という風に型にはめずに、あくまで自然体で行うことが大切です。
「断捨離しなくちゃ」と型にはめて考えるとストレスになってしまうのが日本人ですが、
自然体のデンマーク人はストレスフリーで日常生活の中で行うのです。
「全ての日常のプロセスを丁寧に楽しむ」ことを徹底しているのがデンマーク流の生き方なのです。
ここで気付いたのは、実はこれは「日本の禅」の思想です。
日本人にも本来、デンマーク人のように幸福になる資質は十分にあるにも関わらず、
それを忘れてしまっているのが、現代の日本人だと改めて感じます。
自分のペースを乱されることは断固拒否し、自分のペースを保ち続けるための努力を惜しまない。
それが厳しい自然環境の北欧で生き抜く知恵であり、幸せなライフスタイルを維持している秘密なのです。
つまり、
「自分にとって何が大切か、何が幸せかを知っており、
そのベストを常に仕事でもプライベートでも追求し続け、
毎日の小さな日常を心から丁寧に楽しむ」
ことがデンマーク人の幸せのポイントなのです。
デンマークに滞在し、その幸せな生き方を学び皆様の更なる夢の実現に向けて、
コンサルティングや講演でご紹介をさせていただきます。
デンマークの幸福を考えると必ず必要になるのが「ヒュッゲ」です。
ヒュッゲ(Hygge)とは、
デンマーク語で「人と人とのふれあいから生まれる、温かな居心地のよい雰囲気」という意味の、他の国の言語では置き換えられないデンマークの個性を形成している言葉です。
それが英国や米国のライフスタイル業界で新たなブームを起こしつつあります。
現在、欧米を中心に「ヒュッゲ」なライフスタイルを見直すムーブメントが始まっています。
「ヒュッゲ」のイメージは、日本語に無いので難しいですが、
「ほっこり」や「まったり」というニュアンスです。
パチパチと音を立てる暖炉を囲みながら、
手編みの洋服など心地良いスタイルで、
一人や、友達や家族と一緒にコーヒーやケーキを食べてほっこりする時間
という感覚がヒュッゲです。
「ヒュッゲ」とは「自分らしく気を使わずにくつろげる状態」のことです。
米誌「ニューヨーカー」が、関連本のヒュッゲの定義を次のようにまとめています。
『デンマーク式生活の一年(The Year of Living Danishly)』を書いた英国人ジャーナリストのヘレン・ラッセルは、
ヒュッゲを「入れたての1杯のコーヒーやカシミヤの靴下のような、心を和ませるものによって喜びを感じること」と定義しています。

イギリスでは、ヒュッゲブームが起きており、
コリンズ英語辞典はヒュッゲを2016年に最も話題になった単語トップ10にランキングしています。
デンマーク人にとって、ヒュッゲは文化の一部であり、
アメリカ人が「自由」を大切にしていることと似ています。
「世界幸福度報告書2017」によると、長年保持していた幸福度ランキングのトップの座をノルウェーに譲り渡したものの、デンマークは2位にランキングされ40年連続でトップクラスを維持しています。
日本は残念ながら51位です。
デンマーク人が最も大切にしていることの一つに「時間の使い方」があります。
全ての仕事の時間では付加価値を生まないことを排除し、
デンマーク人全員が「付加価値を徹底的に上げること」に全力を上げています。
そのため、そのため時間のムダは徹底的に省かれ、それが労働時間短縮につながり、結果として生産性の高さは世界トップクラスにあるのです。
OECD(経済協力開発機構)の調査によれば、
デンマーク人の週の平均労働時間は33時間と世界で2番目に少ないにも関わらず、
平均年収は4万6000ドル(約515万円)で、世界で2番目に高い生産性を誇っています。
これはプライベートでも同様で、
ヒュッゲを追求すると、ヒュッゲ以外のことはなるべく排除するという、
「ストイックなライフスタイルになる」ことを意味します。
ヴィーキングはファッション誌「エル」の英国版で、「ヒュッゲのもたらす幸せは、デンマーク人が富と幸せを切り離していることから生まれた」と掲載されており、
最小限のお金でも幸せになれることを示唆しています。
デンマーク人たちは自分たちの生活の質を向上させることに力を注げます。
彼らのマインドは、無遠慮な暴飲暴食やセレブリティのような生活ではなく「節度のある喜び」。
そして、日々の面倒なことも楽しみながらプロセスを楽しむ姿勢。
また、ヒュッゲを楽しむため、インテリアや家の中は可能な限りシンプルにすることが大切です。
無駄なものを置かずに本当に大好きな一生使うものに囲まれた生き方を何代にも渡って追求しているからこそ、
デザイン力が高いのがデンマーク人です。
一つの椅子を買うのに5年間も悩み続け、一生かけて理想の家やインテリアを創っていくのも、
デンマーク流です。
日本人のように「断捨離」という風に型にはめずに、あくまで自然体で行うことが大切です。
「断捨離しなくちゃ」と型にはめて考えるとストレスになってしまうのが日本人ですが、
自然体のデンマーク人はストレスフリーで日常生活の中で行うのです。
「全ての日常のプロセスを丁寧に楽しむ」ことを徹底しているのがデンマーク流の生き方なのです。
ここで気付いたのは、実はこれは「日本の禅」の思想です。
日本人にも本来、デンマーク人のように幸福になる資質は十分にあるにも関わらず、
それを忘れてしまっているのが、現代の日本人だと改めて感じます。
自分のペースを乱されることは断固拒否し、自分のペースを保ち続けるための努力を惜しまない。
それが厳しい自然環境の北欧で生き抜く知恵であり、幸せなライフスタイルを維持している秘密なのです。
つまり、
「自分にとって何が大切か、何が幸せかを知っており、
そのベストを常に仕事でもプライベートでも追求し続け、
毎日の小さな日常を心から丁寧に楽しむ」
ことがデンマーク人の幸せのポイントなのです。
(株)ドリームマーケティング
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Posted by 脇田勝利 at 06:41│Comments(0)
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