(株)ドリームマーケティング
http://www.dream-marketing.jp/
http://www.dream-marketing.jp/
2011年06月03日
香港で「日本人のグローバル化」について情報交換・業務提携

(先日からの続き)
中国ビジネス成功セミナーの後、
はじめてお逢いして意気投合した現地で起業されている、
Access Point 代表の上出公一さんと Aoyama Technology Consultancy 代表の青山利幸さんと会食に行きました。
上出公一さんは、日本と香港・中国のビジネスと人をつなぐコンサルタント。
そして、青山利幸さんは、NEC出身でエレクトロニクスビジネスの総合的なコンサルタント。
学ぶことがたくさんありました。
青山さんは67歳で「香港・中国から元気をもらうことが多い」という言葉が印象的でした。
シニアの方が世界で活躍しているのを目の当りにすると、
もっと私たちはチャレンジ出来ることがたくさんあると実感できます。
素直にカッコいいな~、こんな生き方良いよね、と感じます。
海外に住んでいる方の多くが
「日本は素晴らしい国だけど、海外に住んでいる方が良い」
ということを良く聞きます。
特に香港は、合理的で効率的、便利なため、家賃が高いことを除けば、とても住みやすいようです。
本当にお金が減らないですね。
300円も出せばお腹いっぱい食べられる店が多く、電車や船も激安。
セントラルと九龍を結ぶ船は、2香港ドル(24円!)タクシー初乗り18香港ドル(200円ほど)、スーパーで結構買い物をしても1,000円いかないことが多いです。
香港人は共働きが多く、フィリピン人メイドを4~5万円で雇って、
家事・育児をすべて任せるそうです。
良くない面もあるとは思いますが、とても効率的で、仕事の役割分担が区別されています。
一言でいうと、「日本の常識は、世界の非常識」であると考えるべきでしょう。
お話はやはり日本人には過激な内容(!)ですべてはブログでお伝えできませんでしたが、
印象的だった内容をシェアさせていただきます。
ありがとうございました。
●ブレないことが大切
安売りを求めてスーパーマーケットを走り回ることになってはいけない
結局コストが高くついている
●最初から世界を目指すビジネスをしている
海外、国内という言葉自体が香港にはない?!
●中国について
2000の言語
50民族
日本は善と悪、中国は損か得かが判断基準
省の力がとても強い
メリハリが大切
組んだ相手に儲かってもらうことが大切
●お金持ちがお金持ちになる
香港一のお金持ちに多くの情報が集まる→儲からせてくれるから
リーカーシー
世界でも10位のお金持ちリストの常連
1968年香港で暴動が起こるという噂で不動産が暴落し、彼は借金して買い占めた。
結局大きな暴動は起こらずに、大儲け
●香港の不動産について
40年経っても資産価値が上がる
04年に買ったマンション185万香港ドルが2年で倍、7年で3倍近くになっている。
香港人は日本人はバカだと言っている。どうして長く住むのに不動産を買わないのかと
●香港での地震
ほとんどない
●香港人
中国語・広東語・英語が話せる人は普通
●日本の外国人メニュー
外国人にやさしいメニューではない
●不動産について
貸し手が強く、交渉は多くても一度限り
香港で40年営業してまちづくりに貢献してきた大丸が撤退したのは、家賃交渉で決裂し
たから
法律が強化され、家賃の値上げは法人向けで1.6倍、個人向けで1.3倍の最高基準
が設けられた
●レッセフェール、経済の自由放任主義
香港の伝統的な政策で、
経済への規制を極力押さえ、
徴収する税金や福祉関係の財政支出を最小限に留める
この政策が、香港らしさを象徴し、経済的繁栄を支えてた
行政不介入政策
●展示会への日本人の参加について
ほとんどの日本人は旅行気分
英文パンフもなければ、金額や最低ロットなど商談に必要な情報が準備できていない
香港ではその場で商談しその場で契約が普通
ポリシーがない
●賃金について
完全に実績・能力給
数倍の給料を払い引き抜きも多い
中国では仕事のスキルや人脈で有能なマネージャーを採用することが最も大切なこと
●香港ドリームについて
成功者に対する意識が違う
経営者・成功者が尊敬され「なぜ、上手くいったのですか?」とみんなから聞かれる
●投資について
積立をして10年で2倍になる投資など普通にある
保険も年利5%
●香港人
ボロボロの服を着ている人でも不動産オーナーでお金持ちの人はたくさんいる
●平等と公平、差別と区別の判断を
●日本の課題
銀行が保証人を付ける点、香港では誰も保証人にならない(笑)
明治時代に東洋医学を軽視し西洋医学を重視しすぎた
悪人探しが多い
国家賠償法がその根底の課題
●ボランティアについて
語源は志願兵
自分で進んで行うことが本質の意味
もっと稼いで良い
●ガイド役=コンサルタントの仕事
水先案内人
要求の明確化→実現
●通訳の重要性
国を動かし、商売を成功させるのに通訳が最も大切
日本のマッチングイベントでは、派遣された通訳が何も知らずに行っているため、成果
が出ない
●日本人のコミュニケーションの課題
結論から言わずに、状況を説明して「察して欲しい」と暗黙のうちに遠まわしに話をす
るため、伝わりにくい
結論を言い、なぜそうなのかの明確な答えを
●教育について
正解は一つなのが、日本流
正解はいっぱいあり、考えさせるのが欧米流
自分の意見を大切にする
●香港での商売・生活
とてもやりやすい
日本人に現地決済の権利を持たせ、結論をその場で出すことが大切
●香港人気質
弱者に優しい
香港人はポリシーがある
日本人はコストを下げることに熱心になりすぎ
●日本人の海外進出について
今の日本は戦争
日本人はワクを創りすぎる
失敗例が大切
信頼できる中国人が必要
そのためには時間をかけて人物を知ること
・・・・・
お二人とは、
今後協力して日本人のグローバル化の協力をいただくことになりました。
香港にいる日本人の方が、
日本のことを真剣に考えているのが印象的です。
日本復活!に向けてオールジャパンで立ち上がりましょう。
(株)ドリームマーケティング
http://www.dream-marketing.jp/
Posted by 脇田勝利 at 09:03│Comments(0)
│海外進出・グローバル化コンサルティング
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。