(株)ドリームマーケティング
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2009年02月05日

成功する会社の共通点



 今まで数多くの中小企業のコンサルティングをさせていただきました。

 のべ年間300~400社の社長とお話をしてますから、1時間ほどお話をさせていただくと、会社の売れるしくみが手に取るようにわかります。

 その中で、売上・利益を上げているいわゆる「上手くいっている会社」の共通点が見えてきました。

●上手くいっている会社の共通点

(1)「売れるしくみ」が出来ている。

 経営者の悩みの大半は、「お金と人」。

 この両方に問題がなければ、社長は毎日楽しくてしょうがないはず(笑)。

 特に社長の元気の源は「利益の源泉となる売上」です。

 粗利益を確保しながら、売上を上げるしくみがあれば、心身ともに社長は「戦略」に集中でき、更に前向きな好循環が生まれます。

 売上を上げるしくみづくり(=マーケティング)が、出来ている会社は利益も上がり、成長していきます。


(2)シンプルである。

 私がコンサルティングをする際に、重要にしていることは「複雑なことをシンプル」にすること。

 中小企業で多角経営をしている会社は非常に多く、会社が数名規模なのに事業部がいくつもあったりします。

 リスクヘッジの観点からは良いのかもしれませんが、広く浅くの商売では差別化が難しく、日々の業務も煩雑で効果が出ない場合が多いもの。

 見通しの効かない不採算部門から撤退し、シンプルで利益の上がるビジネスモデルに集中をすることが大切。

 毎日の仕事の中で出来ることは「ほんの僅か」と知り、着実に勝てる土俵で勝負をすることが大切です。

(3)前向きである。

 「社長の頭の中」を出発点として、「お客様から利益をいただくこと」をゴールと考え、1本の流れを考えて見ます。

 どこがブレーキになっていますか?

 商品力ですか?営業力ですか?

 社長がネガティブだと、そのブレーキは「社長の頭の中」になってしまい、最初の出発点からブレーキがかかってしまい、上手くいくはずがありません。

 どこがブレーキになっているかを発見し、それを改善してあげれば効果が上がります。


以上、コンサルティングの現場からの報告でした。

少しでも日々の商売のお役に立てれば幸いです。  

Posted by 脇田勝利 at 09:11Comments(0)